食用の金箔を販売している老舗の会社
この会社は明治32年に金箔製造業としてスタートした会社です。
食品の盛り付けに使用される純度の高い食用の金箔の販売もおこなっています。
工芸用の金を食用にも使うのではなく、工芸用とは工程を分けて食品用として製造されているのが特徴です。
そのため安全性や衛生面に配慮したものを使用したいと考える場合に適しています。
箔タイプと切り廻しタイプがあるこの会社の食品用の金箔は、それぞれ用途によって使用することが可能です。
箔タイプは109ミリ角の大きさで、平な面に貼り付けて使用することができます。
薄さは0.1ミクロンで薄くて柔らかい質感です。
特に味もすることはありません。
従来のものと違い銅ははいっていないのも特徴の1つです。
一方、この会社で販売している切り廻しタイプの食用の金は、細かいフレーク状のもので少量ずつ使用する際に便利な商品となっています。
最も細かいものは1ミリのサイズで、一般的な2ミリサイズ、少し大きめの3ミリ・5ミリのサイズもあります。
これらの商品は、箔タイプの場合100枚から、切り廻しタイプの場合には10グラムから販売していて、価格はその時の地金価格により変動するのが特徴です。
またこの会社の商品には、折り鶴で金を料理に添えるという豪華な演出ができるものもあります。
料理やお茶・お酒などに金を自分で振りかけることができる紅白の折り鶴をモチーフとした商品で、おめでたさや華やかさを演出することができるでしょう。